大学教員,研究者にとって集中力を高めることは非常に重要だ.
特に論文を執筆する際には,フロー状態(いわゆるゾーン)にどうやって入るのかが大切だ.
私はこれまでに,集中力を高めるために様々な方法を試してきたが,人間,慣れてくると同じ方法では効果が期待できにくくなってくる.
そこで今回は,下記の記事でまとめた1~5にさらに情報を追加したいと思う.
1.チョコレートを食べる.GABAチョコレートに少しの効果を感じる.
ノルアドレナリンの分泌を抑えて,副交感神経優位にできるらしい.
2.集中できるアロマを使う.
今のところレモン系を試したが一定の効果があるように思う.
3.カフェインを摂る.コーヒーや紅茶程度では効きにくくなっている.
カフェインのタブレットは300円ぐらいで薬局で買えて,摂取するカフェインの量を調整できるのでおススメだ.エナジードリンク系は,糖質も多いし,カフェインが切れた時の反動も大きい.
4.脳へのエネルギー源として脂質を摂る.
脳のエネルギーの大半はブドウ糖と言われているが,血糖値を一定のコントロールすることは難しい.こまめにチョコレートを摂る方法もあるが,虫歯や肥満のリスクも高いし,栄養が偏る.魚やナッツに含まれている不飽和脂肪酸の摂取に効果がありそうだ.
集中できないことを自分の責任だけに答えを求めてはいけない.人の行動は環境に左右されることから,考えると環境や人間関係を整えることで,おのずと自らのパフォーマンスが向上するだろう.