実験や調査で取得したデータをどのように管理するかは非常に重要な問題である.
ハードディスク(HDD)やUSBなどに保存をするのが一般的だと思う.
しかし,ハードディスクはいつかは壊れるというのは周知の事実だろう.
下記のライフハッカー(日本版)の記事によると,寿命の平均は,おおよそ4年と書かれている.
しかし,使用頻度や製品の当たり外れもあるようなので注意が必要だ.
ハードドライブの平均寿命は? 使わなければいつまでも壊れない? | ライフハッカー[日本版]
私自身も過去にハードディスク,PCの故障を経験したことがある.
確か購入して2ヶ月ぐらいだったと思うが,カチカチ言って読み込まなくなってしまった.修理に出すと47万円とか言われ,無理~ ってなり,ダメ元でも自分で分解してみたが全くなにも解決できなく遭えなくおじゃんにしたことがある.その時の写真がこれです.読み込むためのレコードの針のような部品がカチカチ音がするだけでどこをどう直せばいいのやら,,,餅は餅屋でとは正にこのことで残念な気持ちになりました.
この故障を経験した後に取り組んだのが,外付けHDD(ハードディスク),NASの設置だ.ちなみにNASとは(Network Attached Storage)の略らしい.USB接続の外付けHDDでも役割は果たすだろうが,NSAの利点はハブを介して複数のPCからアクセスできること,さらにNASのHDDには2つHDDが内蔵されているものがあり,自動的にコピーをしてくれる点が優れている.万が一NASのHDDの一つが壊れてもデータは生きていることになる.
PC関連でもう一つ情報提供できることは,PC内のHDDを定期的に交換することが重要だろう.すなわちHDDには寿命があるので3~5年に1回はHDDを交換することによって,PCが長持ちする.私は今利用しているPCは今年で10年目だが,全く問題なく動いている.その間にHDDは3回交換した.今はSSDを利用しているのでPCの立ち上がり速度は極めて速く,電源を入れてからの使用までのストレスは皆無だ.
HDDの取り換えと聞くと,何だか難しく感じる方もいると思うが至って簡単だ.まず,既存のHDDのデータを新しいHDDにコピーする.そして,既存のHDDを取り外して,新しいHDDまたはSSDを取り付ける.以上,終了である.その作業を行うために下記のソフトウェアを用いると便利だ.無料版でも十分に機能する.